東京都江東区は子育て世帯に人気の地域です。ではなぜ江東区に子育て世帯が集まるのでしょうか?
自治体の取り組みや実際に江東区で子育てをする弊社社員の話をもとに、まとめてみました。
全国の学童・児童館で当たり前になりつつある入退室通知システム。
自治体単位での導入実績が豊富な「入退くん」なら、1ユーザーあたり55円~の低価格で導入可能!
自治体向けの資料・導入サポートも行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
江東区が子育て世帯に人気の理由
江東区は「全国自治体 人口増加ランキング(総人口)2023」で全国1位、「評判と実績で見る「自治体子育てランキング」【総合】2023」で全国27位になるほど、いま人気の地域です。
タワーマンションも増え続け、子育て世帯の流入も多くなっています。東京都内で比較すると家賃相場も高くなく「アクセス良好で住みやすい地域」と言えるでしょう。
ワンルーム | 10.09万円 |
1LDK | 16.40万円 |
2LDK | 21.98万円 |
では、江東区が子育て世帯に人気の理由を見ていきましょう。
子ども向けレジャー施設が多い
江東区には、キッザニア東京や日本科学未来館といった子ども向けレジャー施設が多くあります。
無料で遊べる施設や都会の中でも自然に触れられる公園も多くあるので、長期休暇なども子どもと遊ぶ場所に困りません。
買い物に便利
江東区にはダイバーシティ東京やららぽーと豊洲など、大型のショッピングモールが多く、どのエリアに住んでいても買い物に困りません。
また、赤札堂やオーケーといった大型スーパーや、まいばすけっとなどの小規模スーパーも点在しており、どこに住んでも食料品の購入に困らない点も便利です。
保育園の待機児童ゼロ
江東区は保育園の待機児童問題を区の最重要課題の一つとして取り組んでいます。その結果、2022年に待機児童数ゼロを達成しました。
マンション開発による入所希望者が増加するなか、認可保育園の新規整備などによりスピード感を持って対処。待機児童ゼロを達成した後も保育サービスの拡充に力を入れています。
江東区の子育て支援 – 自治体の取り組み
江東区が子育てしやすい要因は民間事業のおかげのみではありません。自治体の取り組みも、子育て世代の流入に大いに貢献しています。
(本記事で紹介する内容は2024年8月現在の情報となります。最新情報に関しては江東区のホームページをご確認ください。)
江東区こどもプラザ
江東区こどもプラザは2022年5月に開設された、地域全体で子育てを支援するための施設です。対象年代別に本が選べる図書館や、楽器・音響設備が整った音楽室など、幅広い年代の子どもおよびその保護者のためのスペースとなっています。
館内はとてもきれいで明るく、みなさん対応がすごく丁寧なので安心して子供を連れて行けました。絵本の数がとても豊富です。
GoogleMapクチコミより引用
直近のイベントに関してはX公式アカウントにて発信されています。
(参考:江東区こどもプラザ)
こうとう家事・育児サポート
江東区では3歳未満の子どもがいる家庭を対象に、家事や育児に関する訪問支援を行っています。利用可能時間も午前9時~午後9時までと幅広く、近隣に親戚が住んでいない共働き家庭などに嬉しいサポートです。
料金 | 訪問支援者1人・1時間あたり500円 |
申請方法 | 電子申請・窓口申請・郵送申請 |
所得制限 | なし |
(参考:こうとう家事・育児サポート事業)
マイ保育園登録制度
マイ保育園登録制度は、江東区内の保育園を「かかりつけ保育園」として登録することで、未就学児の食育相談やイベントの参加が可能になる制度です。在宅で育児をしている方でも、保育園で子どもを遊ばせたり、季節イベントの招待を受けることができます。
登録料 | 無料 |
申請方法 | 対象の園にプレ登録用紙を提出 |
できること例 | 身体測定・行事参加・子育て相談・保育園見学 |
(参考:江東区の認可保育園でマイ保育園登録制度を行っています)
ベビーシッター利用支援事業
東京都が認定したベビーシッター事業者の利用に対し、利用料金の一部が補助される事業です。対象事業者の制限がない限り、自宅以外(公園や区外の親戚宅など)も対象になります。
補助上限金額 | 7時~22時の利用 1時間2,500円まで 22時~翌7時の利用 1時間3,500円まで (子ども一人あたり) |
申請方法 | 要件証明書および領収書を江東区ベビーシッター申請受付事務局へ郵送 |
申請期限 | 利用日の翌月最後の平日(原則) |
(参考:ベビーシッター利用支援事業)
ITの活用
江東区はITを活用することで、子育て家庭の利便性と安心の向上につなげています。なかでも代表的なものを3つ紹介します。
江東区子育て情報ポータルサイト
「江東区子育て情報ポータルサイト」は江東区が運営する、子育てに嬉しい情報を発信するポータルサイトです。
施設ごとのイベント紹介や、区内の児童館の場所がひとめで分かる「江東区児童館マップ」、赤ちゃん連れでも便利な施設・場所やそれぞれの利用方法をまとめた「赤ちゃんの駅一覧」などが閲覧できます。
(参考:江東区子育て情報ポータルサイト)
地域SNS「PIAZZA」との連携
江東区はPIAZZA株式会社と連携しており、PIAZZAアプリ内で江東区全域の情報を受け取ることができます。
学童入退室の写真付き通知
江東区全域の学童保育にて、入退室管理システム「入退くん」が導入されています。子どもの到着や退室が保護者のスマホに通知される入退室管理知システムは、今や子どもを預かる施設には「あって当たり前」なシステムです。
児童の入退室が写真付きで保護者の方に通知されるため、電話対応の負担が軽減したことで子どもと接する時間が格段に増えました。
江東区学童保育職員の声
利用者アンケートを取ったのですが、入退室時に顔写真付きの通知が届くことで、8割近くの保護者の方が安心感を得ていることが分かりました。
写真が届くのが仕事中の楽しみになったという声もあり、親子間のコミュニケーションツールにもなっているようです。
江東区学童保育職員の声
※行政マガジン「ジチタイワークス」でも紹介されました!
自治体向けの資料もご用意しております。自治体でご利用の旨を問い合わせフォームにてお伝えください。
オンラインでの機能説明・質疑応答も対応しておりますので、「オンライン説明会」にお気軽にお申し込みください。
実際に子育てをする保護者の声
入退くんコラムを運営するBPS株式会社の社員で、実際に江東区で子育てをしている方に話を聞いてみました!
実際に住んでみて治安はどうですか?
治安は良いと思います。渋谷区、中野区と住んだことがありますが、閑静ながらも暗すぎず、治安が守られている感じがします。
警視庁の犯罪情報マップを見ると、犯罪発生は繁華街などに集中しており、隅田川沿いなどの住宅街は犯罪発生率も少なくなっています。防犯カメラ設置の補助金制度や防犯パトロールなど、地域全体で安全を守る取り組みもなされているようです。
子ども連れでよく遊ぶ施設はありますか?
こども家庭支援センター「みずべ」や江東区が運営するこどもプラザによく行きます。
江東区は大小問わず公園もたくさんあり、子どもと遊ぶ場所には困りません。
先述したキッザニアのような民間施設は「人が多くて大変」という方でも、無料で利用できる施設がたくさんあるので安心ですね。
江東区の施設の使い心地はどうですか?
こども家庭支援センターはどこもスタッフの数が多く、いつも助けられています。
出張所を含めた区役所でも、特に待たされる印象などはないです。
こどもプラザや支援センターの口コミを見てみても、スタッフの丁寧な対応への評価が目立ちました。
区役所は、入ると案内係の方が声をかけてくれて、迷わずスムーズに対応してくださるそうです。
全国の自治体で導入!学童・児童館向け入退室管理システム
入退室管理システム「入退くん」は、全国70以上の自治体・1100以上の民間子ども向け施設(塾・お教室など)にて導入されています。
入退くんを利用した保護者の方からは「写真付きで子どもの到着を確認できるので安心」と好評です。
「入退室通知・管理」だけのムダのない作りなので、学童・児童館の職員も役所内での管理もカンタンです。手書きや電話で入退室を管理していた場合、すべて自動化できるため職員の業務効率化にも貢献できます。
千葉県印西市に導入した際の職員の方へのインタビューも掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
無駄な機能がないところが気に入っているので、「入退室管理だけのシンプルなシステムを導入したい」という自治体にピッタリだと思います。
特に児童館の職員は保護者の方の対応で忙しいので、使わない機能がたくさんあっても困ってしまうと思います。パソコン操作に慣れない職員もいますしね。
【導入インタビュー】千葉県印西市(児童館)
「うちの自治体での導入イメージは?」
「ITに強い職員がいないけど大丈夫?」
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