近年のトレンドとなっている無人ジム。
人件費がかからず店舗が増やしやすいため、経営視点でも魅力的な形態ですよね。
今回は無人ジムの特徴や、開業に際し必要な資金・システムをまるっと解説していきます。
今回も、ジム経営系メディアの運営・ライター経験のある筆者が、知見を活かして解説します!
(私も無人ジムの愛用者です!)
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【事例あり】無人ジムとは
無人ジムとは、システムの導入などを工夫してスタッフの常駐なしで運営するフィットネスジムのことです。24時間営業しているところが多く、完全無人化のジムや時間帯によってスタッフが不在になるジムがあります。
時間体制無人ジムの事例:エニタイムフィットネス
日本国内だけでも47都道府県に1000以上の店舗を展開し、海外含めた全店舗の利用が可能な24時間営業のジムです。基本的に日中にスタッフタイムがあり、それ以外の時間帯は無人になります。
マシントレーニングとランニングに特化したシンプルなラインナップで、大型フィットネスクラブのようなサウナやプールはなく、回転率が高いのも特徴です。
女性視点だと、女性専用のシャワー+トイレが分かれているのが安心です。
そもそも真剣に筋トレしている人ばかりなので、視線なども気になりません。
完全無人ジムの事例:chocoZAP
CMや広告でもお馴染みのchocoZAPは、月額3,278円(税込)という低価格で利用できるジムです。パーソナルジムを一般化させたRIZAP社が運営しており、昨今の無人ジムブームとジムの価格競争を加速させている存在でもあります。
chocoZAPも他の多くの無人ジムのように24時間営業しており、スタッフ不在の完全無人ジムです。トレーニングマシンのほかにセルフエステや脱毛器などを利用できる点が、他のフィットネスジムと大きく異なります。
男性会員が大多数を占めるフィットネス業界にしては珍しく、約半数が女性会員です。
客層は運動初心者の方が多い印象で、「ジム」に怖いイメージを持っていた人でも通いやすいです。
脱毛目的の会員も多く、「脱毛サロンは高額なのでchocoZAPで試している」という男性も増えています!
無人ジムの今後
無人ジムの経営で意識すべきは、サービス開始から1年でエニタイムフィットネスやカーブスを超える会員80万人を突破したchocoZAPの存在。エステや脱毛目的の会員も取り込み、さらに圧倒的な低価格が人気なため、価格競争は避けられないでしょう。
しかし、chocoZAPは「マシンの故障が数カ月放置されている」「1か所あたりのマシンが少なく、いつ行っても利用できない」といった不満も噴出しています。また、トイレが男女兼用だったり、店舗によってはトイレすらないなど、利便性が良いとは言えずません。
初心者向けに振り切っているので、ある程度筋トレに慣れている私からすると、マシンの負荷も物足りないです。
chocoZAPの口コミを鑑みても、筋力増強やボディメイクを目的とした層は敬遠している印象です。
運動やトレーニングの目的やレベル感も多様化しているなかで、今後はトレーニーの棲み分けがよりハッキリしていくでしょう。そのため、新規参入する場合は、既存の無人ジムの不満や拾い切れていない層を調査し、綿密にターゲティングすることが求められます。
無人ジムのメリット
無人ジムのメリットを経営者と利用者それぞれの視点で解説していきます。
店舗が激増しているのも、経営者・利用者双方にメリットがあるからなんですよ!
経営者側のメリット
- 人件費が少ない
- 幅広いターゲットを取り込める
- 店舗展開しやすい
清掃やメンテナンスの人員は必要ですが、スタッフ常駐型のジムと比較すると人件費はグッと抑えられ、24時間営業もしやすいです。時間的な制約が少ない分、幅広い層に利用してもらえます。
人員の確保もほぼ不要なため、店舗展開しやすいのもメリットの一つです。
ジム営業中に他の業務ができるので、集客や他の事業にも力を入れられます。
利用者側のメリット
- 低価格で利用できる
- 隙間時間に利用しやすい
- 面倒な雑談がいらない
利用者視点では、やはり低価格で利用できる点や、思い立ったときにフラッと通いやすい点がメリットと言えます。
受付の人に顔を覚えられたり、声をかけられるのが面倒だと感じる人もいるため、そういった層を取り込めるのもメリットの一つです。
私も無人ジム愛用者ですが、音楽と筋トレとストレッチに没入できる非現実感が気に入ってます。
無人ジム経営にあたり注意すべきこと
無人であるがゆえの注意点もいくつか存在します。無人ジム開業の前にしっかり把握し、対策しましょう。
怪我のリスクがある
様々な層が集まる無人ジムは、間違った使い方をして身体を痛めたりすることも想定できます。特に初心者が多いジムでは、他の利用者が気づいて指摘することも考えづらいです。
また、自分に適した重さが分からず、思いがけない怪我に発展する可能性もあります。
初回のみスタッフを派遣して説明する、分かりやすい使い方をマシンごとに貼っておくなど、誰でも正しく利用できる工夫が必要です。
トラブルが発生する可能性がある
スタッフの目がないため、盗難やナンパ、痴漢といったトラブルが発生しやすい環境でもあります。監視カメラは死角ができないよう確実に設置するのはもちろん、顔が記録される入退室管理システムなども活用しましょう。
すぐに通報できる仕組みや、犯人を特定しやすい仕組みを考えるのも、経営側の責任です。
価格競争が激しい
フィットネスジムの月会費相場は8,000円前後でしたが、冒頭で紹介したchocoZAPが知名度を伸ばしたことにより、価格競争が激化しつつあります。低価格でも利益を上げるためには、継続率を上げる工夫が必須になってくるでしょう。トレーニング習慣がない人のために、「都度払い」「回数券」制度を導入するジムもあります。
ちなみにchocoZAPは、利用頻度の少ない顧客に利用を促す通知を出しています。
不正利用の防止が難しい
非会員の知人を連れ込んだり、非会員と知らずに出入りを許してしまう「共連れ」の防止が難しいのも無人ジムの難点です。
入退室記録が残せる入退室管理システムや、防犯カメラの設置などで対策・摘発できるようにしましょう。
入退室管理システム「入退くん」なら、時間ごとの入退室記録が写真付きで確認できます。そのため、防犯カメラに写っている人数と入退くんの記録を照らし合わせて「共連れ」を発見することも可能です。
無人ジムでの活用方法については個別で相談することも可能です!詳しくは「オンライン説明会」にご参加ください(無料)。
無人ジム経営に必要なものと費用
通常のフィットネスジムの運営で必要なもの以外に、無人ジムだからこそ用意すべきものもあります。
必要なもの | 備考 | 料金相場 |
---|---|---|
予約システム | 機能の豊富さによっても料金は大きく変わります。オリジナルアプリの制作を依頼するジムもあります。 | 月額4,000円~2万円 |
入退室管理システム | 混雑状況が分かるものや、写真が撮影されるもの、スマートロック機能付きのものなどがあります。 | 月額4,000円~1万円 |
防犯カメラ | クラウド型のものや、遠隔操作可能なもの、動態検知機能があるものなど多様です。 | 5万円~10万円 |
掃除用具 | 「水をこぼした」「マシンの汗を拭きたい」というときのための掃除用具の用意が必要です。 | 毎月1万~5万円ほど |
【低価格!】無人ジムの入退室管理は「入退くん」
入退室管理システム「入退くん」は、無人ジムの運営に役立つ機能がたくさんあります。実際にフィットネスジムの運営で「入退くん」を活用している方の声がこちら。
お客様からは「自宅にいながらジムの現在の利用人数を知ることができる!」とご好評のお声をいただいております。
【利用者の声】トップランフィットネスジム(フィットネスジム)
初期費用・設備費用が0円で、毎月3,300円(税込)~という業界でも屈指の低価格で利用可能です。
まとめ
今回は無人ジムの事例とともに、経営に関するメリットや注意すべきことを解説しました。
【経営者のメリット】
- 人件費が少ない
- 幅広いターゲットを取り込める
- 店舗展開しやすい
【注意すべきこと】
- 怪我のリスクがある
- トラブルが発生する可能性がある
- 価格競争が激しい
- 不正利用の防止が難しい
不正利用の防止や、混雑状況の確認には「入退くん」の利用がおすすめです。
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