【2024最新】パーソナルジムの集客方法17選！あなたのジムに最適な手法を知ろう

パーソナルジム経営を成功させるうえで欠かせないのが「集客」です。どんなにレベルの高いトレーナーが在籍していても、集客ができなければ利益は増えません。

しかし、「集客」といっても難しいツールや高額な資金は必ずしも必要ではないんです！地域の特性やジムの強みを理解して適切な集客方法を選択すれば、低コスト・低負担で集客力アップが叶います。

今回は、マーケティング知識ゼロの人でも今すぐできる、パーソナルジムの集客手法を17個ご紹介！それぞれどんなジムに合っているかも解説するので、ご自身のジムに合ったものから取り入れてみてくださいね。

パーソナルジムの集客の流れ（2023年最新調査を元に解説）

パーソナルジムの集客手法を知る前に、集客プロセスの理解が重要です。具体的な手法とともに解説します。

ジムを認知してもらう

まずは地域の人に「ここにパーソナルジムがある」と認識してもらうことが、集客の第一歩です。若者はSNS、高齢者は口コミや紙ベースといったように情報の獲得場所もターゲットによって異なるため、適切に媒体を選びましょう。

有効な集客例	ターゲット
マップサイトへの登録	その地域で積極的にジムを探している人
チラシ・ポスティング	痩せたいけど積極的にジムは探してない人
Instagram広告	筋トレに興味がある地元の若い人

トレーニングを体験してもらう

顧客にジムの存在を認知させたら、次はあなたのジムの良さを知ってもらいましょう。多くのパーソナルジムは無料～低価格で体験コースを用意しています。

「パーソナルジムに関する意識調査」によると、パーソナルジム選びでは以下の要素が重要視されていることが分かりました。これらの良さを体験で伝えることも集客の一環です。

スタッフの対応	31%
価格	31%
予約のしやすさ	15%
実績	13%
店舗の雰囲気	10%

ジムを比較してもらう

顧客は複合的な要因によってジムを比較します。

「パーソナルジムに関する意識調査」では、45%の人がジム選びの基準に「口コミ・評判」がありました。口コミサイトへの掲載や、MEO（この後解説します）にも力を入れましょう。

通いやすさ	47.0%
口コミ・評判	45.0%
料金の安さ	36.0%
トレーナーの質	34.0%
内装・清潔感	32.0%
施設の充実さ	27.0%
予約の取りやすさ	22.0%

パーソナルジムの集客方法17選！どんなジムにおすすめ？

パーソナルジムの集客方法として有効なものを、たっぷり17種類集めました。それぞれについて「どんなジム・フェーズにおすすめか」も紹介するため、現在のあなたのジムに合った手法から取り入れてみてください。

①ホームページ制作

ホームページは、パーソナルジムにとって今やなくてはならない存在です。ホームページがないことで「もう経営してないのかな？」という不安や不信感を抱かせてしまう場合もあるため、簡単なもので良いので制作しておきましょう。

当コラムを運営するBPS株式会社では、Webサイトの制作を受け付けています。
参考：BPSのWebサイト制作実績

新規Webサイトの立ち上げや運用中のWebサイトのリニューアルを検討している方は、お気軽にご相談ください。

≫ デザイン×Webサイト制作 | Webデザイン制作はBPS

②SEO対策

Googleなどの検索エンジンからより多くの人にサイトを見てもらう施策をSEO（Search Engine Optimization；検索エンジン最適化）と言います。

ホームページ自体をSEO対策することもできますが、コンテンツ（ダイエット情報など）で集客する方法もあります。その場合、「太りたいけど方法が分からない」「下半身だけ痩せない」といったニッチな潜在ニーズにアプローチしてパーソナルジムを訴求することもできます。

③MEO対策（Googeマップなど）

MEO（Map Engine Optimization；マップ検索エンジン最適化）は、SEOのGoogleマップ版だと言えます。「通いやすさ」がジム選びの決め手の上位に来るため、こちらも対策必須であると言えるでしょう。

とはいえ難しい知識は必要なく、ひとまずは「Googleビジネスプロフィール（旧Googleマイビジネス）」に登録して情報を掲載するだけでも、Googleマップで検索する人に情報を届けることができます。

④Instagram集客

ターゲットが10代～20代であればInstagramでの集客も有効です。以前はInstagramといえば「インスタ映え」のイメージが強かったですが、最近はテキストベースの情報発信も多くなっています。

発信者として「この人にトレーニングしてもらいたい！」という魅力を発信したり、特定の地域・年齢のユーザーに広告でリーチするのも有効です。

⑤X（旧Twitter）集客

X（エックス；旧Twitter）は短い文章で情報発信ができるSNSです（デフォルトで140字以内）。

Instagramよりも拡散性が高いため、認知向上に向いています。Twitter広告は現在地や郵便番号など細かい地域の設定ができるため、積極的に検索していない層にもリーチ可能です。

参照：Xビジネス：地域、性別、言語、年齢ターゲティング（2023年9月時点での情報です）

⑥比較サイト（口コミサイト、ポータルサイト）掲載

パーソナルジムの比較サイト（口コミサイト、ポータルサイト）に自分のジムを掲載してもらうのもアリです。初期掲載料がかかるサイトや、ユーザーの入会で支払いが発生するサイトがあるため、予算に合わせて選びましょう。

⑦予約サイト掲載

ホットペッパービューティーなどの予約サイトに、パーソナルジムを掲載することも可能です。主婦層がメインユーザーであるため、産後ダイエットや運動不足解消を銘打ったジムはぜひ検討してみてください。

⑧Web広告を利用する

Googe広告やYahoo広告といったWeb広告でも集客は可能です。

大きく分けると、

• 検索エンジンで特定のキーワードで検索した際に表示される「検索広告（リスティング広告）」
• 指定したターゲットが閲覧するサイトの広告欄に表示される「ディスプレイ広告」

の2種類があります。

⑨ポスティング（チラシ）

現在ではオンラインでの集客がメインとなっていますが、子ども向け・お年寄り向けのジムや、住宅街にあるジムは未だにポスティングやチラシの配布も有効です。

予算がない開業当初でも、無料デザインツールを利用してチラシを作成し、スタッフで手分けしてポスティングすることもできます。

⑩ポスターの配布

競合が少ない地域では、地域の店舗にポスターの掲載を依頼するのも手です。ターゲットが結婚式前の女性であれば結婚式場など、親和性の高い店舗に依頼してみましょう。名刺サイズのショップカードを設置してもらうのもおすすめです。

⑪回覧板や地元掲示板の掲載

地域密着型のパーソナルジムは、回覧板や地元掲示板に掲載するのも効果的でしょう。地域密着型のイベントやサービスがある場合は特にアピールしやすいです。

⑫フリーペーパー（タウン誌など）への掲載

フリーペーパーは「美容」「子育て」「富裕層のライフスタイル」など、ターゲットを絞った情報を広告掲載料を元に制作している情報誌です。地域の情報に特化した「タウン誌」も含みます。

ポスティングが難しい富裕層向けのフリーペーパーや、子育て支援施設に置かれるフリーペーパーなど、かなりターゲットを絞って情報発信ができます。

⑬無料セミナー

ダイエットや健康に関するセミナーを開催し、潜在的な顧客にリーチする手もあります。

無料体験レッスンだと1時間に1人しか集められませんが、セミナーであれば、1度で複数人にアプローチ可のです。また、まだパーソナルジムの存在を知らない潜在顧客にも、具体的な悩みベースでパーソナルジムの良さを訴求することができます。

平日昼など予約が空きがちな時間に開催することで、新規顧客層にリーチできるかもしれません。

⑭看板や入口の工夫

「そこにパーソナルジムがある」ことを認知してもらうことも、集客の重要な要素です。若い女性がターゲットであればおしゃれなカフェのようなデザイン、高齢者がターゲットであれば大きめのフォントなど、ターゲットが入りやすい工夫をしましょう。

⑮紹介制度

すでにある程度集客ができているジムは、紹介制度を作ってみるのはいかがでしょうか。情報発信や口コミ管理に力を入れるのも大事ですが、結局は親しい人の紹介が一番有効です。

ギフトカードやプレゼント、コース料金のサービスなど、特典も工夫してみましょう。

⑯個人店とのコラボ

開業直後で認知されづらい時期などは、地域に親しまれている個人店とのコラボによって、地域の方の信頼を得るという方法もあります。とくに地域内のつながりが強いエリアで有効です。

⑰マッチングサイトの活用

地域や悩みからトレーナーを探せる、パーソナルトレーナーのマッチングサイトも集客手段としてあります。

パーソナルジムの集客力を上げる方法

集客を考える際は、集客手法だけでなく、集客力の向上も意識しましょう。

実績を作る

集客方法問わず、実績の有無は集客に影響します。有名人のボディメイク実績などはもちろん有効ですが、効果が分かりやすいBefore/After画像があると集客力も大きく変わります。

資格を取得する

資格があることでトレーナーとしての印象アップにつながり、集客力向上が見込めます。

現状、パーソナルトレーナーの資格は民間資格のみです。そのため様々な資格が作られていますが、以下の資格は国際的にも権威ある資格なので、優先的に取得しましょう。

差別化ポイントを作る

地域で比較される競合店舗との差別化ポイントが明確にある方が、顧客も選びやすくなります。

たとえば、パーソナルジムはRIZAPの影響で「短期間でキツイトレーニングと食事管理で痩せる」イメージがあるため、「ムリなく痩せる」「食事制限なし」をウリにしても良いでしょう。

パーソナルジムの集客で失敗しやすいポイント

大手の真似をする

大手企業と個人経営のジムでは、効果的な集客方法も予算も大きく異なります。

たとえばテレビCMは予算が潤沢かつ全国に店舗があるからこそ、広告費を回収できるほど集客できるのです。特定の地域にしか出店していない場合は地域に限定した集客方法を選んだ方が、費用対効果も高まります。

ターゲットが広すぎる

競合が多い地域では特に、「ボディメイクをするジム」というだけでは魅力が伝わりません。

「身体を大きくしたい男性」「産後ダイエットがしたい女性」など、ターゲットを狭くすることで自分ごと化しやすくなり、集客も成功しやすいです。

自分のジムに合った手法でない

ジムのターゲットや地域性、得意分野に合わない手法を選んでしまうと、効果が薄れてしまいます。極端な例ですが、高齢者向けジムなのにSNSで広告を打つのは非効率な感じがしますよね。せっかくお金と時間をかけるなら、効率的に集客できた方が良いと思いませんか？

先ほど紹介したように、集客方法にはそれぞれ向き・不向きがあるため、自分のジムの特徴を加味して選択しましょう。

基本的なサービスが揃っていない

パーソナルジムは高額なサービスであるため、「他のジムにあるのにこのジムにはない」という小さな不満も退会につながります。

不要なサービスを省いて低価格で提供するのは悪くないですが、そのサービスは本当にターゲットにとって不要なのか？をしっかり調査する必要があります。

たとえば、お子様や高齢者の多い施設であれば、「入退室管理システム」の導入が当たり前になりつつあります。入退室管理システムは利用者の入退室を自動でご家族に通知するもので、学習塾や習い事教室ではよく導入されています。

なかでも「入退くん」は月額3,300円～利用できてスタッフの勤怠管理もできるため、「複雑な機能はいらないから安く使いたい」というジムにピッタリです。

入退くんを利用するジムの声を紹介します。

会員管理が楽にできています。それだけでなく、同システムで会員証も発行できる点はとても便利です。安い料金でこれだけのサービスが揃っているので、非常に満足しています。

【利用者の声】Life Support Gym バンヤン（トレーニングジム）

導入が簡単で機能もシンプルなので、問題なく利用開始できました。
入退室管理だけでなく、お客様の利用状況を分析することができる点も魅力でした。利用者ごとの入室退室情報も見ることができるので、利用頻度が少なくなってきた方へご連絡するなどのアプローチもしやすくて運営に役立っていると感じます。

【利用者の声】トップランフィットネスジム（フィットネスジム）

学習塾の導入が多いためホームページも学習塾向けですが、ジムへの導入実績もあり、店舗によって料金内でのカスタマイズも可能です。詳しくは説明会にお申し込みください（無料です）。

まとめ

今回はパーソナルジムに効果的な集客手法を17個紹介しました。

「まだ何も着手できてない！」という方は、まずはホームページの作成（予算がなければSNSアカウントの作成でも可）とGoogleビジネスプロフィールへの登録をおすすめします。どの集客方法でも、調べたときに公式情報がなければ顧客は不安になってしまうからです。

集客後は、顧客に安心して通っていただく工夫も大切です。

入退室管理システム「入退くん」は、利用者の入退室を指定したメールアドレスやLINEアカウントに通知するシステムです。お子様やご高齢の方が無事に到着したことを通知するシステムは、今や導入必須となっています。

あまり予算が多くないという方も、まずはお気軽に無料トライアルからお試しください！