共働き家庭などで学童保育の利用を検討するとき、「学童は何時から預かってもらえる?」「夏休みも朝から利用できる?」と気になる方も多いでしょう。
この記事では、学童を利用できる時間について、平日・夏休み・土曜日などに分けて詳しく解説します。朝早く出勤する場合や、お迎えが遅くなる場合の対処法も紹介するので、学童選びの参考にしてください。
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学童は何時から何時まで利用できる?
学童の利用時間は、全国一律に決められているわけではありません。
国の「放課後児童クラブ運営指針」では、保護者の就労時間や学校の授業終了時刻、地域の状況などを考慮して、各放課後児童クラブが開所時間を設定することとされています。
一般的な利用時間の目安は、次のとおりです。
| 日 | 開始時間の目安 | 終了時間の目安 |
|---|---|---|
| 学校がある平日 | 下校後 | 18時〜19時ごろ |
| 夏休み・冬休み・春休み | 7時30分〜8時30分ごろ | 18時〜19時ごろ |
| 振替休日 | 7時30分〜8時30分ごろ | 18時〜19時ごろ |
| 土曜日 | 8時〜8時30分ごろ | 17時〜19時ごろ |
ただし、実際の時間は自治体や学童によって異なります。
たとえば東京都小平市では、通常時は正午〜18時、長期休業日は8時15分〜18時が基本です。一部の学童では延長保育を利用すると、長期休業日の朝8時から利用できます。
一方、東京都昭島市では学校がある日は下校時〜19時、学校休業日や土曜日は8時〜19時となっています。
このように、同じ都道府県でも開始・終了時間には差があるため、利用予定の施設を個別に確認することが重要です。
平日の学童は下校後から利用できる
学校がある平日は、基本的に授業が終わってから学童の利用が始まります。
子どもは学校からそのまま学童へ移動するため、保護者が学校まで迎えに行って学童へ連れていく必要はないケースが一般的です。
たとえば、
- 14時30分に授業終了
- 15時ごろ学童へ登所
- おやつ・宿題・自由遊び
- 17時〜19時ごろ帰宅
といった流れで過ごします。
授業終了時間は曜日や学年によって異なるため、学童へ到着する時間も子どもによって異なります。
特に小学1年生は、年度初めに給食が始まるまで早く下校する場合があります。その場合も、学童が学校のスケジュールに合わせて受け入れていることが一般的です。
学童は何時まで利用できる?
学童の通常利用は、18時ごろまでとしている自治体が多く見られます。
さらに延長保育を利用すると、19時ごろまで預かってもらえる施設もあります。
たとえば東京都福生市では通常利用が18時まで、延長利用が19時までです。また昭島市では19時まで開所していますが、18時以降には延長料金がかかります。
そのため、「19時まで開いている=追加料金なしで19時まで利用できる」とは限りません。
利用前には、
- 通常保育は何時までか
- 延長保育は何時までか
- 延長料金はいくらか
- 延長保育に事前申請が必要か
などを確認しましょう。
(参考:福生市)
出勤時間と開所時間が合わない場合はどうする?
学童を利用する家庭で問題になりやすいのが、保護者の出勤時間と学童の開所時間が合わないことです。
たとえば8時30分始業で通勤に1時間かかる場合、8時開所の学童に子どもを送り届けてからでは仕事に間に合わない可能性があります。
特に夏休みなどの長期休暇では、学校がある日よりも家を出る時間が遅くなるため注意が必要です。
早朝延長を利用する
自治体によっては、通常の開所時間より前から子どもを預かる「早朝延長」を実施しています。
たとえば東京都中野区では、2026年4月から一定の条件を満たす家庭について、学校休業日に7時30分から利用できる仕組みを開始しています。
通常の開所時間だけでなく、早朝利用・延長保育の有無まで確認することが大切です。
(参考:中野区)
民間学童を利用する
公立学童の開所時間が勤務時間と合わない場合は、民間学童も選択肢になります。
民間学童には、公立学童より長時間の預かりに対応していたり、自宅や学校への送迎サービスを提供していたりする施設もあります。
ただし、公立学童と比較すると利用料金が高くなる傾向があります。
勤務時間だけでなく、料金や送迎範囲、長期休暇中の対応なども比較して選びましょう。
家族やファミリー・サポートなどと組み合わせる
学童だけで対応することが難しい場合は、
- 祖父母などの家族
- ファミリー・サポート・センター
- ベビーシッター
- 民間の送迎サービス
などを組み合わせる方法もあります。
特に「夏休みだけ朝の30分〜1時間が空いてしまう」という場合には、年間を通して別の学童へ変更するよりも、必要な時間帯だけ別のサービスを利用するほうが負担を抑えられる場合があります。
学童から子どもだけで帰れる時間にも注意
学童そのものは18時や19時まで開いていても、子どもだけで帰宅できる時間が別に決められている場合があります。
たとえば東京都多摩市では、17時に子どもだけで集団降所し、17時以降に利用する場合は保護者のお迎えが必要です。
つまり、「学童が19時まで開いているから、18時30分に子どもが一人で帰宅できる」とは限りません。
特に仕事帰りのお迎えが難しい家庭では、
- 一人帰りできる時間
- お迎えが必要になる時間
- 兄弟と一緒なら帰宅できるか
- 季節によって帰宅時間が変わるか
なども確認しておく必要があります。
(参考:多摩市)
休日の学童は?
土曜日も朝から学童を利用できる?
土曜日も開所している学童はあります。
開所時間は自治体によりますが、8時〜8時30分ごろから夕方までとしているケースが見られます。
ただし、すべての学童が土曜日に開所しているわけではありません。
また、普段利用している学童ではなく、土曜日だけ複数の学童の児童を一つの施設に集める「拠点方式」を採用している自治体もあります。
土曜日に仕事がある場合は、入所前に土曜保育の有無を確認しておきましょう。
日曜日・祝日は学童を利用できる?
公立の学童は、日曜日・祝日・年末年始を休所日としているところが一般的です。
そのため、日曜・祝日に仕事がある家庭では、学童以外の預け先を確保する必要があります。
民間学童やベビーシッター、ファミリー・サポート・センターなど、地域で利用できるサービスを事前に調べておくと安心です。
夏休みの学童は朝何時から?
夏休みは学校の授業がないため、学童も朝から開所します。
自治体や施設によって異なりますが、7時30分〜8時30分ごろから利用できる学童が多く見られます。
たとえば、2026年度の各自治体の例では、
- 青梅市:8時〜18時
- 福生市:8時30分〜18時(延長利用で8時から)
- 国立市:8時30分〜18時(延長利用で8時から)
- 八千代市:7時30分〜19時
などとなっています。
夏休み以外にも、冬休み・春休み・運動会などの振替休日は、同様に朝から利用できるケースが一般的です。
夏休みは普段より学童で過ごす時間が長くなる
通常の平日であれば、子どもが学童で過ごすのは放課後から夕方までの数時間です。
しかし夏休みの場合、朝8時から18時まで利用すると、1日約10時間を学童で過ごすことになります。
そのため、夏休み期間中は自由遊びだけでなく、宿題タイムや外部イベント(映画鑑賞やプールなど)、季節のイベント(夏祭りや雪遊びなど)などを組み合わせながら一日を過ごす学童もあります。
夏休みの過ごし方やイベントの内容は学童によ
学童の利用時間について入所前に確認したいポイント
学童を選ぶ際は、「何時から何時まで開いているか」だけではなく、実際の生活をイメージして確認することが大切です。
朝の開所時間
特に夏休みなどの長期休暇では、保護者の出勤時間より学童の開所時間が遅くならないか確認しましょう。
通常8時からでも、申請すれば7時30分から利用できるなど、早朝延長制度が用意されている場合もあります。
延長保育の終了時間と料金
通常保育と延長保育では、利用料金が異なる場合があります。
毎日延長保育を利用する予定であれば、基本料金だけでなく延長料金まで含めた月額費用を確認しておきましょう。
お迎えが必要になる時間
一定時刻までは子どもだけで帰宅できても、それ以降は保護者のお迎えが必要になる学童があります。
帰宅時間と保護者の退勤・通勤時間を照らし合わせて確認することが重要です。
長期休暇の利用時間
夏休み・冬休み・春休みは通常の平日と利用時間が異なります。
特に夏休みは約1か月間朝から利用することになるため、開所時間だけでなく昼食やお弁当、イベント、学習時間などについても確認しておくと安心です。
入退室の確認方法
子どもが一人で学童へ行ったり帰宅したりする場合、「きちんと学童に到着したかな」と心配になる保護者もいるでしょう。
学童によっては、子どもが施設に入退室した際に保護者へ通知を送れる入退室管理システムを導入しています。
保護者が仕事中でも登所・降所を確認できるため、特に子どもだけで通所する家庭では、入退室管理の方法も学童選びのチェックポイントになります。
学童の一日のスケジュール例
学童でどのように一日を過ごすのか、平日と夏休みの例を見てみましょう。
平日のスケジュール例
| 時間 | 過ごし方 |
|---|---|
| 14:30〜15:00 | 学校から学童へ登所 |
| 15:00 | おやつ |
| 15:30 | 宿題・自主学習 |
| 16:00 | 自由遊び・外遊び |
| 17:00 | 順次帰宅 |
| 18:00 | 通常保育終了 |
| 18:00〜19:00 | 延長保育 |
学校の授業時間によって、登所する時間は異なります。
夏休みのスケジュール例
| 時間 | 過ごし方 |
|---|---|
| 8:00 | 登所 |
| 9:00 | 宿題・自主学習 |
| 10:00 | 自由遊び・活動 |
| 12:00 | 昼食 |
| 13:00 | 静かな遊び・読書 |
| 14:00 | イベント・外遊びなど |
| 15:00 | おやつ |
| 16:00 | 自由遊び |
| 17:00〜 | 順次帰宅 |
| 18:00 | 通常保育終了 |
| 18:00〜19:00 | 延長保育 |
実際のスケジュールは施設によって異なりますが、夏休みは一日を通して過ごすことになるため、学習・遊び・休憩などを組み合わせて生活します。
学童の利用時間に関するよくある質問
学童は学校が終わる前から開いている?
施設によっては正午ごろから開所していますが、学校がある日は子どもが授業を終えてから学童へ向かうため、実際の利用開始は「下校後」となるのが一般的です。
学校が早く終わる日についても、学童側が学校の予定に合わせて受け入れます。
夏休みだけ学童を利用できる?
自治体や施設によっては、夏休み期間だけ利用できる「夏季学童」「一時利用」などを設けています。
ただし、定員を超えた場合は利用できないこともあるため、希望する場合は早めに自治体の募集時期を確認しましょう。
学童に遅刻しても大丈夫?
学校から直接登所する日は、基本的に決められた時間や経路で学童へ向かいます。
習い事や通院などで登所時間が変わる場合は、事前連絡を求められることがあります。
子どもの所在確認にも関わるため、施設のルールに従って連絡しましょう。
夏休みに子どもだけで学童へ行っても大丈夫?
子どもだけで登所できるかどうかは、学童や自治体によって異なります。
一人で登所できる場合でも、開所前に施設の前で子どもだけを待たせることは禁止されているケースがあるため注意が必要です。
特に「親は7時45分に出勤するけれど、学童は8時開所」という場合は、子どもを先に施設前へ行かせるのではなく、早朝保育などを利用できないか相談しましょう。
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