学年レクは、普段あまり関わる機会のない別のクラスの友達と交流したり、学年全体の仲を深めたりできるイベントです。
一方で、学年全員で行う場合は人数が多いため、全員が参加しやすく、待ち時間が長くなりすぎないレクリエーションを選ぶ必要があります。
この記事では、小学生におすすめの盛り上がる学年レクを紹介します。体育館や校庭で体を動かすものから、室内でできるゲーム、準備なしでも楽しめるものまで紹介するので、学年レクを企画するときの参考にしてください。

(元スタッフ)
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小学生の学年レクを盛り上げるポイント
学年レクは、単にゲームを行うだけではなく、少し工夫することでより盛り上がります。
まずは、学年レクを企画するときに意識したいポイントを紹介します。
全員が参加できるゲームを選ぶ
学年レクでは、運動が得意な子もいれば、体を動かすことが苦手な子もいます。
そのため、足の速さや運動能力だけで勝敗が決まるゲームばかりにするのではなく、運・知識・協力などさまざまな要素を取り入れるのがおすすめです。
例えば、
- ドッジボール
- ○×クイズ
- ジェスチャーゲーム
のように異なるタイプのレクを組み合わせれば、それぞれの子どもが活躍できる場面を作りやすくなります。
クラス対抗にする
学年全体で行うレクなら、クラス対抗戦にするのもおすすめです。
「1組対2組対3組」のようにチームを分けて得点を競えば、ゲームに参加している子どもだけでなく、待っている子どもも応援を楽しめます。
ただし、勝敗にこだわりすぎるとトラブルにつながることもあります。
最後には「応援が一番盛り上がったクラス」「チームワークがよかったクラス」などを表彰してもよいでしょう。
ルールはシンプルにする
参加人数が多い学年レクでは、複雑なルールのゲームは進行に時間がかかります。
特に低学年では、一度説明しただけではルールを理解するのが難しい場合もあります。
先生や実行委員が実際に見本を見せながら、1~2分程度で説明できるルールにするとスムーズです。
【体育館・校庭】小学生が盛り上がる学年レク10選
まずは、体育館や校庭など広い場所で楽しめる学年レクを紹介します。
体を動かすゲームは大人数でも盛り上がりやすく、クラス対抗戦にも向いています。
1.じゃんけん列車

じゃんけん列車は、音楽に合わせて歩き回り、出会った人とじゃんけんをするゲームです。
じゃんけんに負けた人は勝った人の後ろにつながり、電車のような列を作ります。
ゲームが進むにつれて列がどんどん長くなり、最後には学年全員が一本の長い列になるため、大人数の学年レクにもぴったりです。
対象:低学年~高学年
場所:体育館・校庭
準備:音楽があるとより盛り上がる
2.クラス対抗ドッジボール

小学生のレクリエーションの定番といえば、ドッジボールです。
普段はクラス内で行うことが多いゲームですが、学年レクではクラス対抗にすると特別感が出ます。
人数が多い場合は、コートを複数作ったり、男女や出席番号などでチームを分けたりすると待ち時間を減らせます。
ボールを複数使用する場合は難易度が上がるため、学年に合わせてルールを調整しましょう。
対象:中学年~高学年
場所:体育館・校庭
準備:ボール
3.だるまさんが転んだ

誰でもルールを知っていることが多く、準備もほとんど必要ないのが「だるまさんが転んだ」です。
学年レクとして行う場合は、体育館や校庭の横幅を広く使い、大人数が一斉に参加できるようにします。
「動いているところを見つかったらスタート地点に戻る」「アウトになったらその場でしゃがむ」など、人数に合わせてルールを変えてもよいでしょう。
先生が鬼になると、さらに盛り上がります。
対象:低学年~中学年
場所:体育館・校庭
準備:なし
4.フラフープリレー

5~10人程度のチームを作り、全員で手をつなぎます。
端の人からフラフープを通し、手を離さずに体をくぐらせながら隣の人へ送っていき、最後まで早く届けられたチームの勝ちです。
足の速さではなく、チーム内で声を掛け合って協力することが重要なのがポイント。
クラスの枠を超えて交流することを目的とした学年レクにもおすすめです。
対象:低学年~高学年
場所:体育館・校庭
準備:フラフープ
5.台風の目

4~5人程度で一本の長い棒を持ち、コースを走って折り返すリレーです。
コーンを回るときには内側と外側で走る距離が変わるため、チームワークが重要になります。
運動会でも行われることの多い競技なので、ルールを理解しやすいのもメリットです。
棒が周囲の子どもにぶつからないよう、チーム同士の間隔を十分に確保しましょう。
対象:中学年~高学年
場所:校庭・体育館
準備:長い棒・コーン
6.ボール送りリレー

チームごとに一列に並び、頭の上や足の間からボールを後ろへ送っていくゲームです。
一番後ろまでボールが届いたら、その子が列の先頭へ移動し、再びボールを送ります。
「頭の上→足の下→頭の上」のように交互に渡すルールにすると難易度が上がります。
人数調整がしやすいため、大人数の学年レクにも取り入れやすいでしょう。
対象:低学年~高学年
場所:体育館・校庭
準備:ボール
7.玉入れ

運動会でもおなじみの玉入れは、低学年でも参加しやすいレクリエーションです。
通常の玉入れだけでなく、
「先生がかごを背負って逃げる」
「30秒ごとにかごの位置が変わる」
などの特別ルールを追加すると、普段とは違ったゲームとして楽しめます。
先生対児童、保護者対児童などの対戦形式にしても盛り上がるでしょう。
対象:低学年~高学年
場所:体育館・校庭
準備:玉・かご
8.しっぽ取り

ズボンの後ろなどにひもやビニールテープを挟み、相手の「しっぽ」を取り合うゲームです。
最後までしっぽを守れた人や、最も多くしっぽを集めた人が勝ちです。
学年全員で一斉に行うと危険な場合は、クラスごとやチームごとに分けて対戦します。
個人戦だけでなく、「終了時に残っているしっぽの本数」を競うチーム戦にもできます。
対象:低学年~高学年
場所:体育館・校庭
準備:ひも・テープなど
9.新聞紙リレー

新聞紙を体に当て、手を使わずに走ってゴールを目指すリレーです。
走るスピードが遅くなると新聞紙が落ちるため、「急ぎたいけれど落としたくない」という絶妙な難しさがあります。
新聞紙を落とした場合は、その場から再スタートするルールにするとよいでしょう。
通常のリレーより運動能力の差が出にくいのも特徴です。
対象:中学年~高学年
場所:体育館・校庭
準備:新聞紙
10.猛獣狩りゲーム

進行役が、
「猛獣狩りに行こうよ!」
などの掛け声を行ったあと、動物の名前を発表します。
子どもたちは、動物名の文字数と同じ人数のグループを作ります。
例えば「ライオン」なら4人、「チンパンジー」なら6人です。
普段あまり話したことのない子とも自然にグループを作ることになるため、クラスを超えた交流にも適しています。
対象:低学年~高学年
場所:体育館
準備:なし
【室内】小学生が盛り上がる学年レク10選
雨の日や、体育館・校庭を利用できない場合は、教室や多目的室でも楽しめるレクリエーションがおすすめです。
ここからは、走り回らなくても盛り上がるゲームを紹介します。
11.○×クイズ

学年全員が○と×に分かれて答えるクイズです。
問題は、
「学校にある階段は全部で○段以上である。○か×か」
「校長先生の好きな食べ物はカレーである。○か×か」
など、学校や先生に関係するオリジナル問題にすると盛り上がります。
学年全体で一斉に参加できるため、100人前後の大人数でも実施しやすいレクです。
対象:低学年~高学年
場所:体育館・教室
準備:問題
12.ジェスチャーゲーム

代表者がお題を見て、言葉を使わずにジェスチャーだけでチームに伝えます。
「ゾウ」「野球」「ラーメンを食べる人」など、低学年でも表現しやすいお題から始めましょう。
高学年では、
「寝坊して急いで学校へ行く人」
「ジェットコースターに乗っている人」
など、少し複雑なお題にすると面白くなります。
クラス対抗で「1分間に何問正解できるか」を競う形式もおすすめです。
対象:低学年~高学年
場所:教室・体育館
準備:お題
13.伝言ゲーム

チームごとに一列に並び、最初の人から最後の人まで言葉を伝えていくゲームです。
人数が多くなるほど途中で言葉が変化し、最後の答えを発表したときに笑いが起こりやすくなります。
高学年なら、文章を長くしたり早口言葉を使ったりして難易度を上げてもよいでしょう。
声ではなく、絵だけで伝えていく「絵伝言ゲーム」にアレンジすることもできます。
対象:低学年~高学年
場所:教室・体育館
準備:お題
14.私は誰でしょうゲーム

出題者がヒントを少しずつ出し、何を表しているのかを当てるクイズです。
例えば答えが「ランドセル」なら、
「学校で使います」
「いろいろな色があります」
「背中に背負います」
といったヒントを順番に出します。
学校にあるものや人気の食べ物、動物などをテーマにすれば、低学年でも楽しめます。
対象:低学年~高学年
場所:教室・体育館
準備:問題
15.先生クイズ

学年レクだからこそ盛り上がるのが、担任の先生に関するクイズです。
例えば、
「○○先生が小学生のころ好きだった給食は?」
「○○先生が子どものころ習っていた習い事は?」
「○○先生が一番好きな教科は?」
などを出題します。
普段知らない先生の一面が分かるため、子どもたちも興味を持ちやすいでしょう。
先生本人に答えを発表してもらうと、さらに盛り上がります。
対象:低学年~高学年
場所:教室・体育館
準備:先生への事前アンケート
16.後出しじゃんけん

司会者が出した手を見て、参加者が後からじゃんけんをします。
最初は「勝ってください」、次は「負けてください」と指示を変えましょう。
単純そうに見えて、「負ける手を出す」ことには意外と頭を使います。
さらに、
「右手では勝つ、左手では負ける」
などのルールを加えると、高学年でも楽しめます。
対象:低学年~高学年
場所:どこでも可能
準備:なし
17.震源地ゲーム

一人だけ「探偵」を決め、一度部屋の外などへ移動してもらいます。
残ったメンバーの中から一人を「震源地」に決め、その人が手拍子や腕を振るなどの動きを始めます。
周囲の人は震源地の動きをまねし、探偵は誰が最初に動きを変えているのかを当てます。
大人数で行うほど震源地を見つけるのが難しくなるため、学年レクにも向いています。
対象:中学年~高学年
場所:教室・体育館
準備:なし
18.なんでもバスケット

椅子を円形に並べ、一人だけ中央に立ちます。
中央の人が、
「今日朝ごはんにパンを食べた人」
「犬が好きな人」
「兄弟がいる人」
などのお題を言い、当てはまる人が席を移動します。
「なんでもバスケット!」と言った場合は全員が移動します。
クラスを超えてお互いのことを知るきっかけになるため、新学期の学年レクにもおすすめです。
対象:低学年~高学年
場所:教室・体育館
準備:椅子
19.絵しりとり

チームごとに一列になり、言葉ではなく絵だけを使ってしりとりをします。
例えば最初の人が「りんご」を描いたら、次の人は「ご」から始まるものを絵で描きます。
最後に最初から答え合わせをすると、
「それ○○だったの!?」
という予想外の勘違いが起こり、盛り上がります。
絵の上手・下手に関係なく楽しめるのも魅力です。
対象:中学年~高学年
場所:教室
準備:紙・ペン
20.宝探しゲーム

教室や体育館にカードなどを隠し、チームで探すゲームです。
単にカードを探すだけでなく、
「黒板の近くを探せ」
「次のヒントは図書室にある」
などのヒントを用意し、謎解き形式にしても楽しめます。
学年全体で行う場合は、チームごとに異なるルートを用意すると混雑を防げます。
対象:低学年~高学年
場所:教室・校内
準備:カード・問題など
【学年別】小学生におすすめの学年レク
同じ小学生でも、1年生と6年生では楽しめるゲームや理解できるルールが異なります。
学年に合わせてレクリエーションを選びましょう。
小学校低学年におすすめの学年レク
1~2年生には、ルールを直感的に理解できるゲームがおすすめです。
例えば、
- じゃんけん列車
- 玉入れ
- だるまさんが転んだ
- ○×クイズ
- 後出しじゃんけん
などが適しています。
ゲームを始める前に先生や実行委員が見本を見せると、ルールを理解しやすくなります。
小学校中学年におすすめの学年レク
3~4年生になると、チームで相談したり協力したりするゲームも楽しめるようになります。
- フラフープリレー
- ボール送りリレー
- ジェスチャーゲーム
- 震源地ゲーム
- 宝探し
などがおすすめです。
クラス対抗戦にすると、友達を応援する楽しさも生まれます。
小学校高学年におすすめの学年レク
5~6年生では、単純なゲームだけでなく、少し頭を使うものや戦略性のあるゲームも取り入れてみましょう。
- 絵しりとり
- 伝言ゲーム
- 先生クイズ
- 宝探し・謎解き
- クラス対抗ドッジボール
などがおすすめです。
高学年の場合は、先生がすべて企画するのではなく、子どもたち自身にレクの内容やルールを考えてもらう方法もあります。
企画・司会・得点集計など役割を分担すれば、レクリエーションそのものだけでなく、準備の過程も学びにつながります。
大人数で学年レクをするときの注意点
学年レクでは、数十人から100人以上が一度に集まることもあります。
事故やトラブルを防ぐためにも、事前に安全面を確認しておきましょう。
十分なスペースを確保する
走ったり追いかけたりするゲームでは、子ども同士が衝突する可能性があります。
参加人数に対して会場が狭い場合は、チーム分けをしたり、コートを複数設けたりなどの工夫をしましょう。
待ち時間を短くする
一人ずつ挑戦するゲームは、100人で行うと残りの子どもの待ち時間が長くなってしまいます。
学年レクでは、
- 「一斉参加できる」
- 「複数チームが同時に参加できる」
- 「待っている子も応援できる」
といったゲームを選ぶのがおすすめです。
勝敗だけを重視しない
クラス対抗戦は盛り上がる一方で、勝ち負けをめぐってトラブルになる可能性もあります。
「協力して楽しむこと」を最初に伝えておくとともに、勝敗以外の表彰を用意するのもよいでしょう。
例えば、
- チームワーク賞
- ナイス応援賞
- 笑顔いっぱい賞
- アイデア賞
などを作れば、勝ったチーム以外にも活躍の場を作れます。
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(元スタッフ)
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