学習塾の立地でこだわるべき6つのポイントとは?事前に確認しておきたいことも解説!

学習塾の経営を始めるにあたり、立地選びは非常に重要です。どの場所で学習塾を開業するかで、集客が大きく変動します。

この記事では、学習塾を経営したいとお考えの方向けに、立地を調べる前に確認しておきたいことや、塾の立地でこだわるべき6つのポイントを解説します。塾の立地を考える際の参考にしてください。

学習塾の立地を調べる前に確認しておきたいこと

学習塾の立地を調べる前に、まずは学習塾経営の現状を把握しておきましょう。少子化の一方で子供の教育にお金をかける親は増えています。そのため、塾は需要も高く、今後も数は増えていくと予想されます。ただし、学習塾は開業しやすい反面、廃業件数も多いのが現状です。

学習塾経営の現状

先にも紹介したとおり、少子化の影響により、子供の教育にお金をかける家庭は増えています。一つの家庭に対する子供の数が減ったものの、一人あたりの教育費は増加傾向です。文部科学省が実施した「平成28年度 子供の学習費用調査」においても、中学、高校と進学するにつれて学習費は増加傾向にあることがわかっています。

また、経済産業省が公表している「平成30年 特定サービス産業実態調査報告書」によると、全国にある学習塾の数は4万6,734事務所で、ここ近年は横ばいが続いています。そのため、少子化が進む一方で、学習塾に対する需要は高いと判断でき、今後も増加が予想されるでしょう。

学習塾は開業しやすい反面、廃業件数も多い

学習塾は参入しやすい業界である反面、廃業件数も非常に多い業界です。たとえば、塾業界の倒産件数は年間60~90件ほどというデータがあります。廃業が多い理由は、学習塾は競争が非常に激しい業界だからです。倒産件数のなかには、フランチャイズ契約や大手も含まれています。

IT化が進むなかで利用者のニーズも多様化しており、進化についていけない塾は生徒が集まらずに廃業するケースが多い傾向です。そのため、利用者のニーズを把握したうえで、継続的に生徒が集まるような塾経営をする必要があります。

ターゲットを明確にする

学習塾を運営する際は、どのような層の生徒を対象とするのかをしっかりと絞り込むことが重要です。最近では小学生や中学生、高校生だけではなく、幼児を対象とした学習塾もあります。そのため、どの年齢層をターゲットに塾を展開するのかを明確にしましょう。

ターゲットが広ければ、それだけ顧客獲得層も増えそうに感じるかもしれませんが、実際は逆に専門性が乏しい印象を与えてしまいます。たとえば、「中学受験専門」や「高校受験がピカイチ」などターゲットに専門性をアピールすることが大事です。ターゲットを絞り込むことで、立地も選びやすくなります。ターゲットにとって利便性の高い場所を選べば、生徒も集まりやすくなるでしょう。

学習塾の立地選びで大切なこと

学習塾の開業で失敗しないためには、とにかく立地選びが大事です。どれだけ内容がいい学習塾を運営したとしても、立地がよくなければ生徒が集まることはありません。安全性や利便性などを考慮し、生徒が通いやすい場所を選ぶことが大切です。次の見出しでは、塾の立地でこだわるべきポイントを解説します。

塾の立地でこだわるべき6つのポイント

徒歩で通う生徒が多い場合は、学校の周辺で横断歩道が少なく、学校の延長線上でない場所がおすすめです。また、送り迎えが多いことが想定される場合は、駐車場を確保できる場所がよいでしょう。そのほか、教室の数や家賃など塾を運営するうえで考慮したいポイントもあります。

ここでは、塾の立地でこだわるべき6つのポイントを解説します。

塾の立地でこだわるポイント
  1. 小学校や中学校の徒歩圏内
  2. 3つの教室を確保できる
  3. 駐車場が広い
  4. 家賃が安い
  5. 塾までに横断歩道が少ない
  6. 学校の延長線上ではない

1. 小学校や中学校の徒歩圏内

公共交通機関が発達していないエリアで塾を開業する場合は、親の車の送り迎えが必須となります。また、低学年の子供など、安全面を考えた場合に送り迎えをしたほうがよいケースもあるでしょう。

親の仕事の都合などで車を出すことが難しい場合などは、送り迎えの負担が大きくなります。車の送迎を避けるため、学校から徒歩圏内のほうが通わせやすいと考える親もいるでしょう。そのため、できれば学校から徒歩圏内を選ぶことがポイントです。

2. 3つの教室を確保できる

最低でも塾には3つの教室があることが望ましいです。内容は、授業ができる教室が2室、自習室が1室といった内訳になります。あまりに狭い塾だと、多くの生徒を受け入れることができません。

生徒によっては、授業だけでなく自習できるスペースを確保するために塾に通い始める人もいます。そのため、授業をやるだけのスペースだけでなく、自習もできるスペースが確保できると、人気が出やすくなるでしょう。

3. 駐車場が広い

塾の立地では駐車場が広い場所を選ぶこともポイントです。夜遅くに授業が終わる場合など、生徒が帰宅するために車での迎えが必要になります。その場合、狭い駐車場では送迎のハードルが高くなってしまうからです。

また、路上駐車が必須となるところも、送迎のハードルが上がります。特に地方では最低でも車4台分のスペースを確保できることが理想です。最近では車が10台くらい停められる物件もあります。車での送迎が多くなりそうな場所に塾を開設する場合は、なるべく広めの駐車場を確保できる物件を探してみるといいでしょう。

4. 家賃が安い

家賃が安いことは長期的な運営を行ううえで大切なポイントです。安定した経営を行うために、ランニングコストを抑えることは重要になります。家賃は毎月固定で発生するコストなので、経営者の努力で抑えることが難しいという点に注意が必要です。

特に都会ではなく、地方で開業する場合は人口の母数も少ないため、家賃が高いと運営が厳しくなるという問題があります。売上に対してランニングコストを極力抑えることで、長期的な運営が楽になるでしょう。

5. 塾までに横断歩道が少ない

生徒が自宅から塾に通うまでの道に、横断歩道が少ないことが理想です。塾までの道のりに横断歩道が多いと、事故に遭う可能性が高くなります。特に、低学年の場合は一人で道を歩くことに慣れていない場合もあるでしょう。そのため、通わせる親の心理的ハードルも高くなります。車が頻繁に通る場所は極力避けたいところです。

6. 学校の延長線上ではない

学習塾は学校の延長線上にならないように気をつけましょう。その理由は、学校の延長線上に学習塾があると、学校の授業の続きという印象を与えてしまうからです。塾が学校の授業の6時限目的な位置になると、生徒のモチベーションも下がります。子供もストレスに感じてしまう可能性があるでしょう。

そのため、できるだけ学校からの距離は近すぎないように意識することが大切です。学校から離れていたほうが、気分を変えて勉強に取り組めます。普段の学校の勉強とは違う環境で学習する場所を提供することが大切です。

開業場所は実際に足を運ぶことが大事

ここまでポイントを解説してきましたが、実際に開業する場所は足を運んで確認することが大切です。確認するポイントは以下のとおりです。

立地の確認ポイント
  • 物件の広さ
  • 外観
  • 駐車場や駐輪所
  • トイレや空調の設備
  • 車の通行量
  • 周辺の雰囲気

上記のポイント以外にも、足を運ぶ時間帯や曜日によって周辺の雰囲気は異なるため、できるだけ何度も足を運んで確認しましょう。生徒が実際に塾で授業をする学校終わりの夕方~夜にかけての時間帯がおすすめです。何度も足を運んでみることで、周辺の安全性や利便性を確認できます。物件情報だけではわからない点にも気付くかもしれません。

まとめ

学習塾は年々ニーズが高まっています。そのニーズに答えるためにはまずどこで開業するか、立地を選ぶことが大切です。長期的な運営を行うためには、本記事で紹介したポイントが重要になりますので、参考にしてください。

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