学習塾が増え、多様化してきたことで、集客も大変になっています。保護者が塾の情報を収集する方法もさまざまで、学習塾の集客方法も変化しています。
この記事では、集客に悩んでいる学習塾の運営者に向けて、効果的な集客方法や注意したいポイントなどを解説します。効果的な集客を行いたい、生徒数を増やすための参考にしてください。
執筆者について
入退くんを運営するBPS株式会社にて、広告運用やSEOライティング、オウンドメディアのディレクション、SNS運用など、幅広いマーケティングに携わる。
プライベートでは月間閲覧数1万のサイトやその他SNSアカウントを複数運営中。
2023年からはマーケティングスクールの臨時講師等も担当している。
全国の学習塾・習い事教室で当たり前になりつつある、保護者のスマホへの入退室通知。
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学習塾は多様化している
近年、学習塾は多様化しています。ここでは、多様化する学習塾の現状について解説します。
塾の特徴の多様化
学習塾の特徴は、教育ニーズの移り変わりによって多様化しています。
以前は講師1人に生徒数十人といった集団での授業が主流でした。
現在は、生徒のレベルにあわせた教育へのニーズが高まり、個別授業も増加しています。英語の必修化・プログラミングの需要の高まりなどもあり、対応する塾も増えています。
塾の集客方法の多様化
塾の集客方法も、IT技術の発展により多様化しています。
従来の集客方法は、チラシ・看板などオフラインが主流でした。
現在では、インターネットが普及し、SNS利用者が増加したことで、ホームページ作成・Web広告展開など、オンラインでの集客へと変化しています。
集客する前にターゲットを絞る
集客のための施策を打つ前に、どのような層を狙うのかターゲットを明確にしましょう。
ターゲット設定するためには、まず自分の塾の強みを分析することが重要です。
例えば、個別指導で、きめ細かい対応ができる、ネイティブな英語を教えられるなど、自分の塾の特徴を把握しましょう。
理系に特化した塾や補修メインの塾、大手の塾には大手の塾の、小さな塾には小さな塾の戦略があります。以下の記事では小さな塾の戦略について解説しています。
学習塾12の集客方法
学習塾の集客方法を12個紹介します。
それぞれどのような方法なのか解説します。
1. 口コミで広げる
口コミは、もっとも効果が高い塾の集客方法として知られています。
保護者間でよい口コミを広げてもらうことで、塾に対するイメージがよくなり、選ばれやすくなります。
ただし、口コミは塾側で思ったようにコントロールできるものではありません。授業内容の充実、生徒や保護者との十分なコミュニケーション、など良好な関係を築くための努力が必要です。
2. チラシを配る
チラシを配る方法は、やはり王道の集客方法といえます。地域密着型の塾の場合は、効果が期待できます。
チラシを配るタイミングとしては、中高生向けなら定期テスト前が効果的です。夏季休暇と冬期休暇が始まるタイミングもよいでしょう。
チラシの場合は、作成と配布など、手間とコストが必要となる点に注意が必要です。
3. 看板を出す
校舎および周辺地域に看板を出して、学習塾があることを知ってもらうことで、集客につなげましょう。
通学路付近や、保護者が買い物などでよく通る道など、地域の生活動線を意識するとよいでしょう。
4. キャンペーンや体験授業を行う
キャンペーン、イベント、無料の体験授業、定期的な模試などを開催しましょう。
体験者の入塾だけでなく、口コミ効果が期待できます。イベントを行うだけでなく、アンケートを取る、メルマガを配信するなど、終了後のフォローも行いましょう。
5. ホームページを作成する
学習塾のホームページを作成することで、集客が期待できます。
インターネットが普及したことにより、実際に塾に見学に行く前にホームページを確認する保護者が増えています。スマートフォンでの表示にも対応し、検索で上位表示されるためのSEO施策を行うことも重要です。
上記のようなWebサイト作成サービスを利用することで、あらかじめ用意されたフォーマットを使って月額数千円程度で手軽にサイトを作成できます。ただし、デザインやサイト構造のカスタマイズが難しい場合や、欲しい機能が無い場合があります。
機能やデザインがしっかりとしたWebサイトを作りたい場合は、Webサイト制作の依頼を検討しましょう。
当コラムを運営するBPS株式会社では、Webサイトの制作を受け付けています。
参考:BPSのWebサイト制作実績
新規Webサイトの立ち上げや運用中のWebサイトのリニューアルを検討している方は、お気軽にご相談ください。
≫ デザイン×Webサイト制作 | Webデザイン制作はBPS
6. SNSで発信する
SNSで情報発信することは、コストパフォーマンスのよい集客方法といえます。
SNSは、生徒や保護者とのコミュニケーションツールとしても活用できます。SNSは拡散性が高く、多くの人の目に触れていることを意識して運用する必要があります。
7. ブログで発信する
ホームページの中などで、ブログを発信しましょう。
ブログを発信することで、ホームページだけでは伝えきれない、さまざまな情報が伝えられます。読者が知りたい情報たくさん発信することは、SEO施策にもなり、長期的な集客効果が期待できます。
ブログを書く際には、生徒や保護者の目線で有用な情報を提供することに努めましょう。
8. 動画を配信する
YouTubeなどを活用し、動画を配信しましょう。
動画にはたくさんの情報が盛り込めます。パソコンだけでなく、スマートフォン・タブレット・ゲーム機など、気軽に動画視聴できる端末が普及しているため、幅広い層にアピールできます。
動画視聴時間は増加傾向にあるため、今後は動画での集客が主流となる可能性もあります。
9. Web広告を出す
Web広告を出しましょう。たくさんの種類のWeb広告がありますが、集客にはリスティング広告の活用がおすすめです。
検索キーワードに応じた費用を支払うことで、検索画面の上部に広告が表示されます。適切なキーワード設定ができれば、短期間で効果を得られます。
10. 地図情報サイトに登録する
塾の情報を掲載できるサービスの一つに、Google ビジネス プロフィールとYahoo!プレイスがあります。
地図アプリでの表示もちろんのこと、ユーザーが「地域名+塾」などで検索した際に、マップとあわせて検索の上位に表示され、認知されやすくなります。
クチコミがあった場合には、オーナーとしてクチコミに返信することができます。
登録先 | 主な表示場所 |
---|---|
Google ビジネス プロフィール | Google 検索、Google マップ |
Yahoo!プレイス | Yahoo!検索、Yahoo! MAP、Yahoo!ロコ |
11. ポータルサイトを利用する
学習塾に関するポータルサイトを利用しましょう。ポータルサイトとは、複数のWebサイトが集まったサイトのことで、情報の検索や比較ができます。
ポータルサイト内でさまざまな学習塾の検索や比較が容易にできるため、利用者が多いことが特徴です。
ポータルサイトに登録しておくことで、ユーザーの目に留まる確率が高くなり、集客につながります。
12. 競合と差別化する
効率的に集客するためには、競合との差別化を図ることが重要です。個別対応をしていることや、セキュリティの高さを強調することで、保護者に安心感を与えとよいです。
児童の入退室記録を保護者へ自動送信するシステムを導入していることなどを伝えれば、安心感が高まります。
「入退くん」を利用すれば、生徒の入退室記録を写真付きで保護者に自動送信できます。。スタッフの入退室管理にも活用できるなど、幅広い活用が可能です。
学習塾集客3つの注意点
学習塾への集客を行う場合に注意したいポイントは3つです。
1. 顧客満足度を高める
効率的な集客を目指すためには、顧客満足度を高めることを意識しましょう。顧客満足度は、集客方法としてもっとも効果が高いといわれている「口コミ」に大きな影響を与える要素です。
顧客満足度が高ければよい口コミを広げてもらいやすくなります。また顧客満足度を上げて退塾率を下げることで、生徒1人当たりの顧客単価を上げることも塾経営において大切です。
2. 見込み客に対応する
資料請求や体験授業を受けたけれども、入塾していない見込み客への対応を重視しましょう。
見込み客とは、興味を持つところまでは来ているけれど、最終決断にまでは至っていない人たちです。
タイミングがあわずに入塾しなかったケースなどもあるため、定期的に電話やメールでイベント告知を行ったり、チラシを送ったりすることで、入塾への意欲を高めましょう。
3. 集客の効果測定が必要
集客のための施策を行ったら、必ず効果測定を行いましょう。
具体的な数値を把握することで、改善点すべき点がわかります。チラシを配った場合は、チラシ配布後の問い合わせ数・入塾者数を数値化し、Webの場合はアクセス解析を必ず行いましょう。
入塾者には、Webサイト・チラシ・知り合いからのすすめなど、入塾の理由を尋ねデータ化しておきましょう。
塾の業務のシステム化も大切
集客に力を入れるだけでなく、塾の業務のシステム化を進めていくことも大切です。システム化によって、従来は手作業で行っていた業務も簡単な操作で行えるため、業務の効率化につながります。
時間を有効活用でき、生徒とのコミュニケーションや教材研究、校舎管理といったより重要な業務に時間を割けるようになります。
システム化の第一歩として、入退室管理システムの導入がおすすめです。「入退くん」なら、生徒の入室・退室が自動で保護者に通知されるため、電話対応の手間が減ったと好評です。講師の勤怠もこれ一つで完結し、データ集計もあっというまにできるため、業務効率化にピッタリです。
講師の勤怠管理についても生徒同様にQRコードでやってもらったのですが、思ったよりスムーズに導入できました。月末の集計処理がシステムで数分で終わるので、かなり業務圧縮にも繋がったと思います。
【利用者の声】トライプラス新中野校(学習塾)より
やはり機能がシンプルなためか料金も安く、経営の負担もグっと減りました。以前使用していたシステムはオプションが多く、システムとして重たかったので、それと比較するとシンプル設計な「入退くん」はとても使いやすいです。
【利用者の声】學び舎日新館(学習塾)より
入退室管理システムは、講師の勤怠管理・業務の一元管理と、生徒の入退室記録を管理の両方が行えるシステムです。セキュリティが強化され、生徒の安全管理につながることで、保護者の安心感も高まり、集客につながることが期待できます。
まとめ
学習塾の集客方法は、チラシ配布などから、Web集客までさまざまな方法があります。いずれの方法も、塾の強みを把握して、効率的にアピールすることで、集客につながります。塾への集客のためには、生徒の安全管理など、塾の体制・セキュリティ対策などを行うことで、親の信頼を得ることも大切です。
「入退室管理システム 入退くん」は、学習塾や学童保育に導入されている入退室管理システム。写真付きで通知が来るため、保護者の方からも便利だと好評です。
初期費用がかからず、1人あたり月額55円で利用可能と、システム化によるコスト増大の心配もありません。生徒の入退室を写真付きで通知できるため、「安心して通わせられる塾」としてのブランディングに利用する塾もあるほど。
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大場元騎(学習塾経営者)
経歴:東京都内にて学習塾2校の立ち上げ・経営
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塾運営の効率化にも役立っており、感謝しています!」