塾運営

フランチャイズ塾の悲惨な末路…失敗する原因と対策を徹底解説

フランチャイズオーナーとしての塾経営は、0からの経営と比較すると難易度が低いと言えます。

しかし、だからといって「誰でも簡単!」というわけではありません

今回は塾フランチャイズで陥りがちな悲惨な事例を紹介するとともに、塾経営を成功させるコツや失敗しない本部の選び方もお伝えしていきます。

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【事例集】塾フランチャイズオーナーが陥りがちな悲惨な末路

まずは塾フランチャイズのオーナーが陥りがちな悲惨な事例をいくつか紹介します。

事例①

開業資金は十分に用意したつもりであったが、開業初期に思うように集客できず、また毎月のロイヤリティも苦しく貯金を切り崩しながら生活した。子どもの養育費にも手を付け、妻が子どもを連れて実家に帰ってしまった。

開業資金だけでなく、運営資金やロイヤリティの支払いも考慮した資金繰りが必要です。

事例②

思ったように生徒数が増やせず、フランチャイズ契約を一方的に解除された。そのうえ違約金が発生すると言われ「聞いてない」と思ったが、契約書を見返すとたしかに記載されていた。

契約書は隅々まで目を通し、納得がいくまですり合わせた方がいいでしょう。信用できる本部かどうかを見極めるためにも、資料は複数本部から取り寄せて比較検討する必要があります。

事例③

自分のやり方で生徒数が増やせたので、考え方の合わない本部の意向を無視していたら、どんどん退塾するようになってしまった。フランチャイズなら楽に稼げると聞いていたのに、本部は何もしてくれなかった。

塾経営は「集客して終わり」ではありません。本部と方針が合うかどうかはもちろん、そのうえで本部のアドバイスを素直に聞き入れる本人の資質も重要です。

塾フランチャイズで失敗する主な原因

フランチャイズ塾のよくある失敗

塾フランチャイズの失敗には共通点があります。ここでは、4つに分けて解説していきます。

運営資金を見誤る

開業資金は用意していても、運営資金(ランニングコスト)は開業後の収入でまかなえばいいやと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、経営が軌道に乗るまでは満足に収入が得られないことが多いです。

毎月のロイヤリティや固定費、生活費がどれくらいかかるのか見積もったうえで、開業後3か月分を目安に十分な運営資金と生活費を用意してから開業するようにしましょう。

運営資金の項目例目安
人件費売上の20~30%程度
賃貸料売上の5~15%程度
水道光熱費売上の2%程度
教材費売上の1~10%程度
広告宣伝費売上の5~10%程度
ロイヤリティ売上の10~15%

ロイヤリティとは:フランチャイズ本部に毎月一定の割合で支払う料金

集客戦略の見積もりが甘い

開業未経験のフランチャイズオーナーのほとんどは、「集客」の経験がありません。

「良い授業をしていれば人は集まる」と考えている方も多いですが、ではその評判はどこで広まるのでしょうか?そもそも「良い授業」とはなんでしょうか?仮にそうだとしても、最初から人が集まるわけではないですよね。

集客ノウハウが豊富なフランチャイズ本部であれば、こういった初心者が陥りがちなポイントを押さえたうえで指導・サポートしてくれるはずなので、その点もしっかり検討すると失敗を避けられます。

フランチャイズ本部の方針と合わない

「自分の塾を持つ」と言っても、フランチャイズオーナーは基本的にフランチャイズ本部の意向に従わなければなりません。

集客方法や使用するテキストなど、フランチャイズ本部との方針が合わないと精神的にもしんどくなってしまいます。自分の求める教育方針に合致しているか?本部の方針に違和感がないか?は契約前に確認しておきましょう。

立地の選定ミス

店舗型のビジネスを運営するうえで、立地の選定は最も重要と言っても過言ではありません。

土地代や賃料が高額すぎないかはもちろん、ターゲットである児童や生徒が多い地域かどうかも重要です。さらに競合の所在、治安、交通の利便性など、多角的な視点で考える必要があります。

こちらも、フランチャイズ本部によっては立地選定のサポートがあるため、積極的に活用しましょう。

また現代では、生徒の到着を保護者に通知する入退室管理システムの導入もマストになっています。

入退室管理システム未導入の塾は「子どもの安全を考えていない」と判断されてしまうケースもよく聞きます。こういった「顧客視点の当たり前」を見落とすと立地戦略も台無しになりかねないため、開校前に導入しておきましょう。

資金繰りが厳しい開業当初は、機能がシンプルで価格も最安帯の「入退くん」がおすすめです。

失敗しない!塾フランチャイズ本部の選び方

塾フランチャイズが成功するか悲惨な結果になるかの分かれ目は、フランチャイズ本部の選び方にあるといえます。

ブランドイメージが良い

フランチャイズオーナーになる一番大きなメリットは「ブランド力」が活用できる点にあります。しかし、そのブランドの知名度や好感度が低ければそのメリットも享受できませんよね。

業界でのブランド知名度や、世間的なブランド好感度もチェックしたうえでフランチャイズ本部を選びましょう。特にイメージキャラクターの起用や話題性のあるテレビCMなどは個人塾にはできない戦略であるため、フランチャイズに加盟する旨味も大きいでしょう。

ブランド力のある塾フランチャイズ例事例
トライプラス人気キャラクター「ハイジ」を起用したCMが好感度ランキング上位
武田塾人気芸能人をCM起用、「令和の虎」で有名な創設者
松陰塾人気お笑い芸人をイメージキャラクターとして起用

経営・集客サポートが豊富

フランチャイズ契約をするからには、本部のノウハウやサポートを最大限活用して、効率よく経営したいですよね。

研修や電話代行といった経営全般のサポートから、広告の制作代行や費用負担までさまざまな形式のものがあります。ご自身の経験が少なかったり手間やスキルを必要するものほど、手厚いサポートがあると良いでしょう。

サポートが手厚い塾フランチャイズ例サポート例
個別学習のセルモHPやWeb広告の作成代行
個別指導塾 s-Live本部営業スタッフが一緒に営業活動
トライプラスコールセンターが後追い架電まで対応

立地調査のサポートがある

塾開業の成否を分ける重要な要素である「立地」。全国に教室を展開してきたノウハウを活かして、立地調査・選定までサポートしてくれるフランチャイズ本部もあります。

立地選びは間違えるとリカバリーが困難であるため、「絶対失敗できない」という方ほどサポートは必須です。

立地調査サポートがある塾FC本部例
  • 個別指導塾WAM
  • 個別学習のセルモ
  • 個別指導学院フリーステップ
  • トライプラス
  • 京進スクール・ワン

講師の採用・教育コストが低い

講師の採用や教育にかかるコストも想像以上に負担になることがあるため、講師の登録人数の多さも重要です。

最近はオンライン授業の配布のみにとどめる塾や、講師不在の「教えない塾」も増加しているため、人的コストが不安な方はそういったシステムの加盟店に登録するのも手でしょう。

人的コストが少ない塾の例内容
トライプラス全国33万人の講師が登録、
さらにAIシステムで授業の質のバラつき防止
個別学習のセルモ教えない塾のため講師の採用不要
松陰塾AIシステムで授業の質のバラつき防止

開業費用・ロイヤリティが高すぎない

いくら素晴らしいサポートを提供していても、費用を払えなくては経営はできません。相場やご自身の予算を参考に、「負担になりすぎない加盟金か」「ロイヤリティの種類が多すぎないか」も必ず確認してください。

加盟金0円を謳っていても、普通なら徴収されない場面(販促費やシステム利用料など)で費用を請求され、結果的に加盟金の相場以上の費用を支払うことになりかねません。低予算に越したことはありませんが、相場より低すぎる金額を提示している加盟店にも注意が必要です。

費用項目相場
開業資金300万円~600万円
ロイヤリティ売り上げの10%~30%
入学金ロイヤリティ入学金の30~50% 
保証金50万円程度
研修費50万円程度

おすすめは知名度抜群の「トライプラス」

画像出典:トライプラスフランチャイズHP

トライプラスは抜群の知名度と「CM好感度」トップというブランド力をもったフランチャイズ本部です。

ポイント①:低資金でオーナーの収益最大化

加盟金は300万円、ロイヤリティは月謝・講習費の10%と、相場の最低価格帯。 さらに上限100万円の広告宣伝費をトライプラスFC本部が負担するなど、フランチャイズオーナーの収益を最大化させることを第一に考えています。

ポイント②:コールセンターの強力バックアップ

コールセンターは顧客からの問い合わせだけでなく、面談手配や後追い営業も担当。面談成約率約80%を誇る強力なコールセンターが味方につけば、塾経営で一番ネックな集客の成功率がグンと上がります。

ポイント③:登録講師33万人!採用・教育のめんどうナシ

適任の講師を見極めて採用することは、プロの人事でも難しいことです。 トライプラスなら33万人の講師が登録しているため、採用未経験の方でも問題ありません。

ポイント④:立地調査サポートで大きな失敗を未然に防ぐ

立地選定のミスは、フランチャイズ経営が悲惨な末路を辿る一番の要因になります。 経営のプロでない方こそ、全国の立地ノウハウを持つプロを頼りましょう。

塾フランチャイズの成功事例

冒頭で塾フランチャイズの悲惨な事例を紹介しましたが、もちろんきちんと準備して堅実に経営できていた方は、短期間で黒字化に成功しています。

成功事例①
建築関係の仕事をしていたが、子どもも生まれ、働きづめの生活をどうにかしようと脱サラして塾フランチャイズの加盟を決意。有名塾のブランド力で、告知すれば生徒もすぐに集まり、ワークライフバランスの改善にも成功。

成功事例②
もともと個人で英語教室を運営していたが、大手のような指導力にはかなわないと限界を感じ、有名塾のフランチャイズに加盟。これぞ生徒や保護者の求めている指導だ!と感銘を受ける。想像以上のサポートを元に経営は成功し、複数拠点の展開を検討中。

成功事例③
フランチャイズ本部の説明を聞き、デメリットも理解した上で、1年後の利益が見込めそうだと踏んで加盟。加盟時だけでなく2拠点目以降を展開する際も本部からのサポートが手厚く、今では4教室の運営を軌道に乗せている。

まとめ

塾フランチャイズは他業種のフランチャイズと比較しても、在庫が不要で失敗しにくい点、流行に左右されにくく需要がなくならない点がメリットとして挙げられます。

誰でも簡単に成功できるわけではないですが、誰にでも成功の可能性があるのが塾フランチャイズです。

特に今回おすすめしたトライプラスは成功事例も豊富で必要資金もかなり良心的。ブランド力の高さはもちろん、サポートの手厚さも群を抜いています。

トライプラスでは検討中の方向けに個別セミナー(無料)も開催しているようなので、「経営ノウハウはないけど起業してみたい」「自分の塾を持ってみたい」という方は参加してみてください!

この記事を監修した人

大場元騎(学習塾経営者)
経歴:東京都内にて学習塾2校の立ち上げ・経営
「入退くんは保護者の安心はもちろん
塾運営の効率化にも役立っており、感謝しています!」